今回は不動産売却において最重要項目「営業マン(担当者)」についてです。
私は不動産売却は不動産会社ではなく「担当者で決めるべき」と考えていますが、優秀な担当者は4つの武器を持っています。
これから不動産査定を依頼するときに、担当者の見極めポイントとして参考にしてください。
更に最後には「もっと大事なこと」についてお伝えしていますので、最後までご覧ください。
1. 宅地建物取引士の資格保有
まず1つ目は「宅地建物取引士を保有しているか」です。
これは私の主観ですが、不動産売買の営業マンでありながら、宅地建物取引士の免許を持っていないのは「車の免許を持たず運転している」みたいなものです。
売主様の数千万円の不動産を動かす責任がある人間が宅地建物取引士を持っていないのはNGだと感じます。
たまに経験年数が長いので問題ありませんという方もいますが、それだけ宅地建物取引士の試験に合格していないってことは?と疑問に思いましょう。
資格の有無については、名刺を見れば一目瞭然なので、名刺を今一度ご確認ください。
2. レスポンスの速さ
2つ目は「レスポンスの速さ」です。
これは基本的な内容ですが、不動産営業マンの中には、レスポンスが遅い方もいます。
電話やメール、LINEなどやり取りの種別はあるにしろ、レスポンスが遅いだけで売却活動のストレスが溜まります。
特に売買契約が完了してからは様々な期日が出てくるので、最初の段階で出た違和感が一気に噴出します。
査定書をもらう前や媒介契約前で見極めをしておくことが大事です。
3. 不動産を売る力
3つ目は「不動産を売る力」です。
不動産を売り出す時にはレインズ・SUUMO・アットホームなど掲載しますが、優秀な営業マンには、それ以外の販売ルートを持っている事が多いです。
日々、不動産売却の活動をしっかりしていれば必然的に出来るものなので、営業マンに一度聞いてみましょう。
4. これまでの売却実績
4つ目は「これまでの売却実績」です。
なぜ実績が必要なのかということ、不動産は一つも同じものないからです。
これまでの売却活動の中で得た知識や経験があれば、一番ベストな売却方法や販売ルートを導き出す事が出来ます。
過去に自分の査定状況と似た不動産売却をしたことがあるか聞いてみるのが良いです。
5.それ以上に大事なこと
これまで4点、優秀な営業マンについてお話しました。
ただ、それ以上に大事なことは、その営業マンが「信頼できる人間なのか」です。
不動産売却は依頼開始すると少なくとも3ヶ月、長ければ年単位で関わっていきます。
査定などの段階でやり取りを行い、この人だったらお任せしても良いと思える営業マンを見つけることができれば、売却も良い方向に進みます。
優秀な営業マンの知識と経験をご自身の不動産売却のプラスに変えていきましょう。
まとめ
今回は「優秀な営業マンが持っている4つの武器とそれ以上に大事なこと」について解説しました。
もちろんすべてに該当する営業マンが見つかればよいですが、それがすべてではないです。
営業マンの見極めポイントして参考にして下さい。
当社では全国どこでも不動産売却が可能です。
優秀な営業マンが見つからない場合は、お気軽にご相談ください。